外壁補修

 

台風がもたらす暴風や猛烈な豪雨は、屋根や外壁にさまざまな被害をもたらします。よく見られる台風被害には、以下のようなものがあります。

屋根・外壁材の破損

台風が接近して猛烈な風が吹き荒れると、固定されていないものが飛散し、外壁や屋根を直撃することがあります。その場合、屋根材の種類によっては、割れや欠けなどの破損が発生します。

特にセメントが主原料のスレートや窯業系サイディングは衝撃に弱いため、固いものがぶつかると破損しやすいので注意が必要です。

外壁についても、破損した部分のみ補修・張り替えられる場合があります。また屋根と同様に、高い場所にある外壁の補修をするときには、足場代が必要になる点にも注意しましょう。

主な影響は以下の通りです。

1:雨漏りの発生

外壁が剥がれると、雨水から住宅を守る重要な役割を果たす外壁の機能が低下します。
この結果、室内で雨漏りが発生する可能性が高まります。

2:二次被害のリスク

雨漏りが放置されると、湿度が上昇し、室内でカビやシロアリが繁殖しやすい環境が形成されます。
これにより、さらなる二次被害が生じる可能性があります。

3:住宅の腐敗のリスク

外壁は防水機能を有しており、剥がれることでこの機能が低下します。
防水機能が低下すると外壁が水分を吸収しやすくなり、歪みが生じます。
歪みが進むとひび割れが発生し、そこから水漏れが生じ、住宅が腐敗する可能性があります。

4:木造建築への深刻な影響

特に木造建築の場合、外壁の剥がれやひび割れが小さくても、これを放置すると被害が拡大しやすくなります。
最悪の場合、土台や基礎部分まで被害が及び、倒壊の危険性も考えられます。

□まとめ

台風による外壁への影響は、強風による被害と大雨による被害に分けられます。
外壁の修理を怠ると、雨漏りの発生、二次被害のリスク、住宅の腐敗のリスクがあります。なるだけ早く補修工事を行った方がいいでしょう。

本記事が台風で被害を受けた外壁の修理の必要性について理解を深める参考になれば幸いです。

 

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